
- 教員名
- 明神 規子
MYOJIN Noriko
- 職位、学位
- 教授(教育学修士)
- 専門とする研究分野
- 保育学
- 担当授業科目
- 保育原理、保育内容総論、人間関係指導法、教育総論課程、保育実習指導2、基礎ゼミナール
- 私の研究分野をご紹介
- 保育者の専門性高めることを目的に、「保育の質を高めたい」という強い思いから、保育実践記録(観察)記録の役割についての研究に取り組んでいます。
できるだけ自分の感じた感情、主観を大切に記録を取り、『なぜそう感じたのか』・『なぜそう思うのか』主観を自己分析します。「感じる」動機となる子どもの行動を詳細に観察・記録し、その時その場でどう感じたかを大事に、保育者の子どもへの関わり方(子どもの気持ちの理解度・子どもへの知的刺激度、子どもへの関わり度、子どもへの寄り添い度)について研究しています。
- 私の担当科目のご紹介
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私の持っている授業は、幼児教育の原理原則から方法論まで、乳幼児教育にとって知っておくべき知識をたくさん学びます。なかでも大事にしているのはディスカッションやグループワークです。自発的な乳幼児期の子どもと向き合うには、大人も自発的でなければなりません。自身の考えたことを表明しないことには考えたことにならないので、とにかく活発に発言してほしいと思います。
「保育者は、子どもが憧れるような人間でなければならない」と保育所保育指針・幼稚園教育要領にも明記されています。そのためにも保育者が楽しそうに遊びを展開していれば、子ども自身もひきこまれます。2年間という短い期間ではありますが、自分の体をたくさん使って魅力的な保育者を目指して、たくさんのことを獲得してほしいと思います。
- 研究業績・社会貢献のご紹介
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研究業績
- 保育の質を高めるための保育実践(観察)記録の役割 学位論文、2013年
- 保育の質を高めるための保育実践(観察)記録の役割 第65回日本保育学会発表
- 自己統制と人との関わりに関する考察 第54回日本保育学会発表
- 「自我」を育てる –心の葛藤のなかで育つ- 第47回大阪市保育所研究会
- 自分を出して遊びきる 第48回大阪市保育所研究会
- 人権の視点から目標づくりに取り組んで 大阪保育子育て人権情報研究センター、2006年
社会貢献
- 大阪市小規模保育実施施設設置運営法人選定委員(2014年から現在に至る)
- 大阪市社会福祉審議会臨時委員(2015年から)