学長の挨拶

長年、培ってきた人格教育とキリスト教精神を礎に豊かな個性をもつ女性を育成します

学長 作野理恵

「第4の産業革命」到来とも言われる、あらゆる分野でのAI(人工知能)の活用時代に突入した現在、人がこの世に置かれている社会的意味は何かと問わざるを得ません。事務処理や統計分析は勿論のこと、高齢者の見守りや教育(Edtech)、および医療関連業務までをAIが代替をする時代に、人に求められているものは何でしょうか。
平和や正義の為に立ち向かうこと、信念を貫くこと、他者に敬意の念を抱くこと、多様性を受容して協働することなどは、人間にだけ与えられている麗しい能力だと言えるでしょう。
創立139年の歴史を通してプール学院短期大学が受け継いできたのは、キリスト教精神に基づく豊かな人間教育の伝統です。その中で大切なことは、人間の力の及ばない、人知を越えた大きな力―人によってはそれが神であったり、自然であったり、科学であったりするでしょう―に対する畏怖(いふ)の念を抱いて学問や人との関わりに精進をするという精神です。大きな力の前で謙虚に他者を認め、尊重していく心です。両学科の専門的な知識・技能の習得と共に、本学では、社会や世界が抱える問題と向き合い、地域や他国の人々と出会う機会を多く提供しています。
本学在籍の2年間で、プール学院の精神を土台として平和や正義のために立ち向かえ、多様な人々と協働のできる女性、人間へとさらに成長していっていただくことを心から願っています。