海外研修(グループ・個人研修)体験者からの一言

ネパール研修

私はネパール研修に魅せられて、3回参加しました。

この研修では、野球紹介と日本語紹介の2つのプログラムがあります。野球紹介では、ネパールではあまり知られていない野球を通して交流することを目指しており、現地の人たちと練習メニューを一緒に考えてプログラムを実施します。野球をする場所は学校の前にある広場ですが、そこは牛が普通に歩いているし、グラウンドも日本のグラウンドのように整備されておらず、野球道具も日本から寄贈したものしかなく、ボールが茂みに入ってなかなか見つからないときは練習を中断して皆で探すという場面もありました。整った環境ではないけれど、現地の人たちは野球ができることを楽しみにしてくれていて、毎日どんな練習をすれば楽しんでもらえるか、夜遅くまでミーティングを行っていました。

私が参加した日本語紹介では、10~15歳を対象に授業を行いました。自分たちが先生役になって、グループごとに日本語の授業をしましたが、皆真剣に授業を受けてくれて嬉しかったです。普段は大学で教わる立場ですが、教える側に立った時に、積極的に授業を聞いてもらえるのはこんなに嬉しいことなのかと実感しました。

日本語を教える際に気をつけたのは、教えていない日本語は使わない、はっきり発音する、なるべく英語や自分が覚えた現地の言葉に頼らず、日本語だけで授業をして、子どもたちにどういう意味か理解してもらうことでした。授業準備のミーティングではグループの中で意見が異なることもあり、メンバーと衝突したり、なかなかまとまらず夜遅くまでミーティングをすることもありました。それでも納得するまで議論したので、有意義な時間だったと思います。

ネパールは、ゆったりとした時間が流れていて、レストランで注文しても料理が出てくるのは30分後、あるいはそれ以上待たされることがありました。また、日本のバスは運行時間が決まっていますが、ネパールでは人がいっぱいになったら出発するなど、時間に対する考え方の違いを感じました。日本では、電車が2~3分の遅れでも謝罪放送を流したり、時間にとてもシビアな感じがします。同じアジアの国でもこんなに違うものかと驚きました。

私はこの研修に参加するまで、教師という職業に全く関心がありませんでした。でも子供たちに日本語を教えている時はとても楽しく、教えるという立場に立つことに興味を持ちました。ネパール研修を通して異文化に触れ、貧しさに苦しんでいる国の現実にも直面し、貴重な経験が得られました。

(国際文化学科4年生)

研修内容

期間 3週間
研修先 ポカラ、カトマンズ(ネパール)
プログラム 日本語・日本文化紹介、野球交流
宿泊 ホテル

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カナダ研修

午前のプログラムでは、カナダ人の先生から英語だけでなくカナダの習慣や歴史を学んだり、午後の見学研修の準備を行いました。ホストファミリーとどのようにコミュニケーションをとれば良いかということも丁寧に教えていただきました。午後のプログラムでは、公共交通機関を利用してダウンタウンへ移動します。空港やホテル、レストラン、フェリー会社などを見学し、それぞれの業務内容や特徴を学びました。カナダで働いている日本人の方々のお話を聞く機会もあり、自分のキャリア形成を考える上で貴重な体験となりました。

ホームステイは基本的に2人1組で1家庭に滞在し、今まで海外に行ったことがない人や初めてホームステイを経験する人にもお勧めのプログラムです。私のホストファミリーは3人家族でしたが、ほかに韓国人の男性、サウジアラビア人の女性と男性を受け入れていました。現地の人と一緒に生活するというのは、言語の壁もあり家族のルールに従わなければいけないので大変だと思うかもしれませんが、コミュニケーションの大切さ、文化の違いがよく分かります。

プログラム最終日は、JTBバンクーバー支店でプレゼンテーションを行いました。内容はカナダ旅行を自分たちで企画するというものです。新婚旅行や卒業旅行など自分たちが好きなテーマを選び旅行を企画しました。将来旅行業界への就職を希望している私にとって、実際のツアープランニングを通して旅行会社側の意見を知ることができたのは、大変有意義な経験でした。

カナダ研修を振り返ると、様々なことを考えた2週間でした。言葉で気持ちを表せなくても、伝えようという気持ちがあれば伝わることがわかりました。わからなくても話そうとする努力、聞こうとする姿勢があれば大丈夫です。英語が話せないから研修をあきらめようと思っている人がいれば、勇気を出して挑戦してほしいです!

(秘書科1年生)

研修内容

期間 2週間
研修先 バンクーバー(カナダ)
プログラム ツーリズム・ホスピタリティ研修(英語学習、現地の旅行会社・ホテル・空港・レストラン等を見学)
宿泊 ホームステイ

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オーストラリア研修

ホームステイ

シドニー到着後すぐにホストファミリーの家へ向いました。ホストファミリーというと両親がいて子どもがいるという家族構成をイメージしていましたが、私のホストファミリーは一人暮らしの年配の女性でした。初日は緊張しましたが、近所の買い物に連れて行ってもらったり、翌日から通う語学学校への行き方を教えてもらったり、とても親切にしていただきました。

語学学習

1週目の語学研修では、シドニーの中心地に位置する語学学校に通いました。私のクラスには日本人が多く、出身地も学校も違う人たちと話をするのは新鮮でした。日本人以外の留学生は、国籍も年齢も様々で社会人が多く、お互いの文化の違いや職業に関する話をたくさんしました。授業は午前と午後に分かれていて、午前は文法、午後は会話の勉強をしました。会話クラスでは、単語や文法を思い出せずフラストレーションを感じることがありましたが、たどたどしいながらも英語を一生懸命話す中で、クラスメートと共通点が見つかり話が広がりました。私でもこんなに身の上話を英語でできるんだということに自信がつき、授業終了まで夢中で話すほど楽しい時間でした。

インターンシップ

2週目の託児所でのインターンシップは、日本の幼稚園・保育所との双方に注意しながらお手伝いをしました。オーストラリアの紫外線は日本の5~7倍と言われており、子どもたちが登園するとまず、日焼け止めクリームを塗ってあげました。業務中は、先生方の英語の指示をあまり聞き取ることができず苦労していると、「分からなかったらやさしく説明するから言ってね」と声をかけてくれました。日を重ねるごとに仕事に慣れ、先生方と話す余裕も生まれました。疑問を感じた点は自己解決せずに積極的に質問できるようになり、自分の成長に気づき嬉しかったです。託児所には0歳~5歳ぐらいまでの子どもたちがおり、最初は意思疎通ができるか不安でしたが、無邪気な笑顔に助けられ充実したインターンシップ経験となりました。

研修を振り返って

研修中は、毎日「学ぶ・悩む・楽しむ」の連続でとても充実していました。2週間と短いプログラムでしたが、大変内容の濃い、長く感じられた2週間でした。
研修に出発する前の私は、不規則な生活を送りがちで時間を大切にしていませんでした。しかし、オーストラリアでは毎日「あれをしよう!」「明日はこれをしよう!ここへ行こう!」と積極的に動きました。自発的に動く姿勢が身につくと、日本に帰国してからしたいこと、自分が今すべきことなどが自然に浮かび上がってきました。目標を持って努力すること、そして何事も継続させることは難しいですが、そんな努力の継続さえも毎日の習慣にしてしまえば苦になりません。たった2週間でもこんなに変われることのできた自分に驚いています。

(子ども教育学科2年生)

研修内容

期間 2週間
研修先 シドニー(オーストラリア)
プログラム 英語学習、現地の幼稚園・保育所でインターンシップ体験
宿泊 ホームステイ

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ニュージーランド英語研修

出発日にエンジントラブルで飛行機が飛ばないというアクシデントや、乗り継ぎのオークランド空港では荷物の行方が分からなくなり、飛行機を逃してしまうなど、最悪のスタートですぐにホームシックにかかりました。ホームステイ先に到着してからもなかなか気持ちが落ち着かず、不安で帰国したいとばかり思っていましたが、今振り返れば全ての出来事がとても良い経験だったと思います。

ホストファミリーのお父さんとお母さんは、私のホームシックが治るまで毎日夕食にご飯を出してくれたり、ビーチやドライブなど色々なところへ連れて行ってくれました。1週間経つとホストファミリーや新しい環境に慣れましたが、1ヵ月ほど不眠症に悩みました。その時もお母さんは一緒に解消方法を考えてくれとても優しく接してくれました。週末には、結婚して離れて住んでいるホストシスターの子どもたちに、日本の文化や日本語を教えるという機会に恵まれました。

オタゴ大学ランゲージセンターでも、最初は授業が難しく内容を理解しようとするだけで必死でした。先生方はとても親切で、授業終了後に質問すると、私が理解するまでずっと教えてくれました。最初の2週間は自分の語学力不足で自己嫌悪に陥りましたが、クラスメートが落ち込む私を見て毎日励ましてくれたことに感謝しています。

授業中に、母国についての紹介とディスカッションが何度かあり、その中で日本人学生は母国に対する知識がとても少ないことに気付きました。私が一番印象に残っている授業は、母国の国立公園に関するディスカッションです。国立公園の数やルールなどを話し合う授業でしたが、日本人は誰一人答えられないのに対し、他国の留学生はディスカッションをできるほど母国のことをよく知っていて、日本を離れてやっと自分は母国に対する関心や興味が低すぎると気付きました。今は異文化や英語だけでなく自分の国について理解を深めようと強く思っています。

この研修を通して、人との出会いがどれほど自分を成長させてくれるか、人との絆がいかに大切かということを学びました。研修中は楽しいことだけでなく苦しいことも経験し、精神的に強くなりました。これからも様々なことに挑戦し出会いを大切にして行きたいと思います。

(英語学科2年生)

研修内容

期間 3~4ヵ月間
研修先 ダニーデン(ニュージーランド)
プログラム 英語学習、インターンシップ、アクティビティ
宿泊 ホームステイ

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カナダ交換プログラム

研修を受けたRenison University Collegeは、カナダ最大の都市トロントから車で約1時間のところにあります。町や大学内は緑が多く、リスやうさぎ以外にも野生動物が大学内を走っていて大変自然豊かな環境です。広大なキャンパス内にはバスや電車が走り、様々な飲食店やコンビニなどが並び、一つの町が広がっています。

カナダでは寮生活を経験しました。授業やアクティビティ以外の時間は、大体寮で過ごします。寮の設備は充実しており、自由時間にはたくさんの学生が一緒に映画を見たり、話をしたり、ビリヤードや卓球、フリスビーなど施設を活用して充実した生活を送ることができます。

研修を振り返ると、約3週間はとても短く、すぐに帰国の日が来てしまいました。最初の1週間は、初めて長期で日本を離れたこともありホームシックになりました。しかし、周りの環境に慣れてしまうと毎日がとても楽しく、最終日には「帰りたくない」と思いました。そう思えたのもすべて良い友達と先生に恵まれたからです。研修に行く前と後で自分が変わったと思うことがあります。以前は自分の意見を言葉することが苦手でしたが、研修を通して「思ったことを声に出すこと」がいかに大切か知り、自分が少し変わったと感じています。何より以前よりも明るくなったと思います。海外では自分が知らない新しい自分に出会えるチャンスがあります。3週間は私の人生において短い時間でしたが、密度の濃いかけがえのない大切な時間になりました。きっとカナダで作った思い出と友達は、何にも変えることのできない一生の宝物になると思います。

(英語学科1年生)

研修内容

期間 3~4週間
研修先 オンタリオ州(カナダ)
プログラム 英語学習、アクティビティ(ナイアガラの滝やトロント観光など)
宿泊 大学寮